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コルク

コルクの科学

コルク図説

 コルクの構造は、図-1に示すように6角柱の細胞がレンガを積むように交互に重なっており、低級脂肪酸を結合材とした細胞質でできています。1立法センチメートルあたり2,000万~4,000万個の小さな細胞からなり、細胞の中は空気とほとんど同じ気体で満たされています。
そのためコルクは、
・軽くて弾力性がある。
・断熱・防音性にすぐれている。
・摩擦係数が高い。
・液体に対して不浸透性である。
・質感・感触がよい。
・安全性が高い。
・腐りにくい。
などの特徴があり、それを活かして様々な分野で利用されています。

 コルクは、緩やかに湿気を呼吸していますが、これは隣の細胞との水分差を均一に保とうとするためであり、日本ではコルク中の水分は夏期で5~6%、冬期は2~3%(100℃の恒温層で3時間乾燥時)程度となっています。
 水分が少なくなるとコルクは硬くなり、圧縮に対する抵抗力を増すことで、一般的な切削加工性が向上します。逆に水分が多くなるとコルクは柔らかくなり、圧縮に対する抵抗力が小さくなって、圧縮後の回復率も大きくなります。この性質を利用して、内径19mmの瓶に直径24mmのワイン栓を打栓しています。

 コルクの化学成分は正確には分析されておりません。表-1は、1981年に発表されたケンブリッジ大学レポートの抜粋ですが、他のレポートでは構成比が変わっています。しかし、成分はどのレポートでも表-1の成分は含まれております。

表-1

コルクは、地球環境の優等生 コルクの歴史

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