
はじめに
こんにちは、コルク店長です。
冬本番となり身も凍るような寒い日が続いていますね。
朝ベッドからひんやりしたフローリングに足を降ろすだけで憂鬱に感じてしまうほど、床の冷たさは体感温度や気分を大きく左右しますよね。
この時期床暖房の導入を検討しているご家庭も多いと思いますが、床暖房は電気代がエアコンなどに比べて高いってご存じですか?
今日は床暖房の仕組みや価格、そして床暖房の代用防寒アイテムとして密かに注目を集めているコルクマットについてご紹介していきます。
=もくじ=
1. 床暖房は高い?床暖房の種類と電気代相場
2. 電気不要!節電と断熱を両立させたコルクマット
3. 床暖房とコルクマットは併用できる?
4. まとめ
床暖房は高い?床暖房の種類と電気代相場

そもそも床暖房ってどういう仕組み?という方もいらっしゃいますよね。
床暖房の種類と電気代についてご説明します。
床暖房の種類について
床暖房には大きく分けて2種類あります。
・電気ヒーター式床暖房
床下に設置された発熱体(または蓄熱体)に通電して温める仕組みの床暖房を指します。
・温水循環式床暖房
電気やガス灯油などを使用して外部で作った温水を床下に設置されたパイプに循環させる仕組みの床暖房を指します。
床暖房の電気代について
1月あたりの電気代相場はエアコンが約~4,000円ほどであるのに対し電気ヒーター式は10畳で約4,000~7,300円ほどとエアコンよりも電気代相場が高いことが分かります。
また温水循環式は10畳で約~4,000円ほどと電気代自体はエアコンとそこまで差がなく光熱費が抑えられることがメリットのひとつですが、熱源機を別に設置する必要があることから初期費用が高い他、種類によってはメンテナンス費やガス代などが別途かかるものもあります。
床暖房は導入してしまえば後は楽々といったイメージもありますが、初期費用とは別にランニングコストがかかるという点を考える必要があるようです。
電気不要!節電と断熱を両立させたコルクマット

床暖房は部屋全体を均一に温めることができる一方、パワーを使う分電気代などのランニングコストがかかることをご説明させていただきました。何かと電気代がかさむ冬、床の冷たさを軽減しながらやはり少しでも節電したいのが本音ですよね。
そんな中で床暖房代用の床材として密かに注目を集めているのがコルクマットです。 おすすめのポイントについて詳しくご紹介します。
断熱性に富んでいる
コルクには断熱性に富んでいるという性質があり、床の上に敷き詰めるだけで床の冷たさを軽減する効果があります。(コルクの断熱の仕組みについて知りたい方は過去の記事「コルクマットの厚みと断熱性について」をご覧ください。)
コルクマットは床暖房のように自発的にポカポカと温まるものではありませんが、電気は一切使用せずに素足でも過ごせるくらいに床のひんやり感を軽減する効果が期待できます。
お部屋に合わせてカスタイマイズ可能
コルクマットはパズルのようにパーツを組み合わせるジョイント式となっており、当社では1枚から販売しておりますので部屋のサイズに合わせて組み合わせていただくことが可能です。
カーペットとは異なり廊下など細長く冷えやすい部分にも敷き詰めることができるのは嬉しいポイントですよね。
価格帯
当社コルクマットは6畳用34,620円(税込)~お取り扱いがございます。
通常のマットと比較すると値が張る商品ではございますが、床暖房のように大規模な工事や電気を使わずに床の冷たさを軽減し、フローリングの上にそのまま敷き詰めるだけで簡単に設置が可能というお手軽さが魅力です。
また経年劣化により断熱機能が低下してしまうことがない他、当社コルクマットは100%コルクで出来ておりますので仮に表面が汚れてしまってもひっくり返すことでまた綺麗な面でお使いいただけたり、汚れてしまったピースだけお取替えいただくことも可能ですのでより長くご愛用いただくことが可能です。
床暖房とコルクマットは併用できる?

「床暖房の上にコルクマットを敷き詰めてもいいですか?」という質問をよくしていただきますが、結論から申し上げますと当社ではコルクマットと床暖房の併用はお勧めしていません。
といいますも、コルクは木材を原材料とした天然素材のマットのため、通常の環境でも約1%伸縮する性質があります。直接熱が加えられ続けますと伸縮が大きく発生し反りや歪みなどの現象が発生する可能性が高いためです。
また先ほどコルクには断熱性があり床の冷たさを軽減する効果があることを説明させていただきましたが床暖房の温かさも同じように閉じ込めてしまいますので、せっかくの床暖房の温かさを体感できなくなってしまうという側面もあります。
床暖房の上でコルクマット使用したい場合は床暖房の電源を切って使いましょう。
まとめ
いかがでしたか。
床暖房は短時間で均一に部屋全体を温められる利便性がありますが、その分エアコンよりも電気代などランニングコストが高いという側面があります。
コルクマットは電気を使用せず床の冷たさを軽減する効果があり、節電しながら寒さ対策をしたい方におすすめです。ただ床暖房とコルクマットは性質上併用に不向きですので、暖房機能を切った状態で使うようにしましょう。
それでは今日はこの辺で。
また次回更新でお会いしましょう!