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コルクマット綺麗なカットのコツと注意点(実践編)

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はじめに


こんにちは、コルク店長です。

前回記事では準備編としてコルクマットが自宅で簡単にカットできることや、カットする際にお勧めの道具等についてご紹介しました。(前回記事はこちら

今回は実践編!コルクマットをカットする上で知っておくべきコツや注意すべき点について詳しくお話していきます。

= もくじ =
1. コルクマットを上手にカットするコツ
2. カットする際に気を付けること
3. まとめ


コルクマットを上手にカットするコツ




道具の用意ができれば、いよいよカットの工程ですね。

一発本番でうまく切れるか不安…という方も多いと思いますが、前回記事でお話した通り、コルクマットはカッターで切れる仕様になっていますので、焦らず慎重に行えば簡単にカットいただくことが可能です。

より綺麗な断面を目指す方に向けて、カットする上で意識するべきことやコツについて詳しくご紹介していきます。


1.定規を抑える手はズレないように注意する


カットする上でよくあるのが定規を持つ手がブレてしまうことによる線のズレや歪みです。
定規は一度セットしたらズレてしまわぬよう意識して、しっかり手で押さえましょう。

2.刃を二回以上通す


一度刃を通すと一見切れたように思えますが、下の部分だけまだ繋がっていた、なんてことがしばしばあります。
二度切りによるズレなどを防止するため、一度カッターの刃を通した後、定規を持つ手を動かさないまま2~3回ほど刃を通すことをお勧めします。

3.カット後、内側に折るように端を持ち上げる


刃を通し終わったら、定規を抑える手は動かさないまま、切り落とした端部分を内側に畳むイメージでそっと持ち上げます。下まできちんと切れていると、パキっと離れ綺麗な断面になります。

この時、引っかかるような感触があったり、うまく離れない場合はまだ切り残しがある可能性が高いので、そっと戻してもう一度刃を通しましょう。

4.断面のコルク屑を払う


当社のコルクマットは特殊配合で強度を強めており、通常コルク屑がでることは殆どありませんが、カットした直後の断面は細かな屑がついていることがあります。

軽く手で払うことで簡単にとれますので、敷き詰める前に行いましょう。


カットする際に気を付けること


ここまで、カットの流れやコツについてお話してきました。
「よし、自分でカットしてみよう!」と思った方も多いかと思いますが、作業に取り掛かる前に知っておくべき注意点もあります。

1.壁から余裕をもたせる




コルクマットをカットする方の中には「お部屋サイズぴったりに敷き詰めたい」という方もいらっしゃいますが、実はコルクマットを壁までぴっちり敷き詰めるのはお勧めではありません。

というのも、コルクは原材料が木材のため木と同様に伸縮する性質があり、伸縮率は通常の環境下でも1%ほどと言われています。
壁にぴったりとくっついているとコルクマットが伸びた際に力の逃げ道がなくなってしまい、反りや歪み、波打ち現象などが起きてしまうこともあります。
お部屋のサイズに合わせてカットする際も、壁から少し距離をもたせられるようにしましょう。

2.無理のない枚数にする




コルクマットは簡単にカットできるものの、外周部を全て一直線上にカットする等、加工の枚数が多いとやはり労力を要します。

当社のコルクマットは1枚~バラで販売しているので、お部屋のサイズに合わせて近似したサイズ分ご注文いただくことがお勧めです。(コルクマット販売ページはこちら

また、外周部を一直線上にするためのサイド・コーナーパーツのお取り扱いもありますので、うまく組み合わせることでカット労力を最小限に留め、無理のない枚数のみ行いましょう。
(サイド・コーナーパーツについて詳しく知りたい方は前回記事「お悩み解消!コルクマットのサイド・コーナーパーツについて」をご覧ください。)


3.作業は細心の注意を!




最後になりますが、コルクマットのカットは刃物をつかっての作業となりますので、怪我などしないよう細心の注意が必要です。作業は必ず大人の方が行ってください。

また怪我に気を付けながら慌てず丁寧に行うことが、結果的に綺麗な仕上がりにも繋がります。気を引き締めて取り掛かりましょう。

まとめ

いかがでしたか。
前回と引き続きカットのコツや注意点についてお話しました。
刃を2回以上通すなどちょっとしたコツが綺麗な断面に繋がるのは驚きですね!
注意点をしっかり頭に置いて、作業は慎重に行いましょう。



それでは今日はこのへんで。
また次回更新でお会いしましょう。

永柳のコルクマットについてもっと知りたくなった方はこちら
日本製オールコルクマットの販売はこちら
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