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コルクマットはダニ対策になる?理由や注意点を紹介!

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はじめに


長かった梅雨が終わり、猛暑が続いていますね。
しかし夏はこれからが本番ですので、水分をしっかりとり熱中症に気を付けていきましょう!

さて、毎年この時期梅雨~夏にかけて、暑さと共にダニの発生が気になるという方も多いのではないでしょうか。
ダニに刺されると腫れや痒みを伴う上、目に見えにくいのでなかなか対策しにくいのも厄介なポイントです。

コルクマットにおいてもダニの発生についてご質問されることが多くあります。
たしかに天然素材であるコルクマットはダニの増殖に繋がってしまわないかと心配になってしまいますよね。
今日はコルクマットとダニの関係について詳しくご説明していきたいと思います。

=もくじ= 
1. ダニ発生の原因
2. コルクマットとダニの関係性
3. コルクマット使用時の注意点
4. ダニ発生リスク軽減のために
5. まとめ

ダニ発生の原因




そもそもダニはどんな条件下で発生してしまうのでしょうか。
ダニが好む環境として下記が挙げられます。

・ダニの餌がある場所(フケ、アカ、食べこぼし等)
・繊維がある場所(布団、ラグ、ぬいぐるみ等)
・室温20〜30℃、湿度60%以上の高温多湿な環境

ダニは0.2㎜~1㎜程度と非常に小さく、主に布団やカーペット、ソファなど人の生活スペースで発生するのが特徴です。

梅雨の時期や秋口に繁殖することが多く、ダニの種類によって異なりますが刺されることで腫れや痒みが生じたり、死骸や卵を吸い込むことでアレルギーや喘息を引き起こすことがあります。

コルクマットとダニの関係性


コルクマットは木材を原材料とした天然素材のマットです。
ダニを増殖させてしまうのでは…?と不安に思われる方もいらっしゃいますが、基本的にコルクマットよってダニを増殖させてしまうケースは低いです。
むしろラグやカーペットと比較するとダニが発生しにくいマットとなっています。
その理由についてご説明します。

① 圧着度の高さ




先程もお話したようにダニは体が非常に小さいことが特徴のひとつですが、
コルク表面は圧着度が非常に高いためコルクの内部へダニが入り込んでしまったり、そこで繁殖してしまうという可能性は低いです。

② 表面に繊維や凹凸がない




先ほどダニ発生の原因の一つとして繊維がある場所を挙げましたがコルクは表面が平らでダニが隠れて生活するための繊維や凹凸がありません。そのため掃除機掛けなどで表面をきれいに保つことでダニが棲みつくことを防ぐことができます。

コルクマットは防ダニ加工など施されている訳ではありませんが、上記のような物理的要因からラグやカーペットと比較するとダニ繁殖や発生のリスクが軽減されているといわれています。

コルクマット使用時の注意点


コルクマットはラグやカーペットと比較するとダニが発生しにくいとお話しましたが、リスクが完全に0という訳ではなく環境などによっては発生してしまう可能性もあります。

コルクマットをご使用いただく際、ダニを発生させないために注意していただきたい点についてご紹介します。

布団の下での使用




先程お話した通りコルクマットは物理的特徴上、布団やラグなどと比較してダニ発生リスクは低いですが残念ながらコルクマット自体が防ダニシートのような効果を発揮することはありません。

人間は一晩に数リットルの汗をかくと言われており、特に万年床のように布団を敷きっぱなしにしていると布団とコルクマットの間に汗が蓄積されて湿気が多くなりますためダニが発生してしまうことがあります。

畳の上での使用




畳は表面に凹凸があるため、梅雨の時期等コルクマットと畳の間の隙間に湿気溜まることでダニが発生してしまう可能性があります。

またコルクマットはジョイント式のため畳の上に敷き詰めますと踏みしめた際ふかふかとしてジョイントが外れてしまうことがありますため、当社としましては畳の上でのご使用を積極的にお勧めはしておりません。

ダニ発生リスク軽減のために


コルクマットをご使用いただく中でダニ発生のリスクをより軽減するため心掛けると良いことをご紹介します。

風通しの良い場所での使用




ダニは高温多湿な環境を好む傾向にあるため、お部屋の風通しを良くすることはダニ対策に非常に重要です。

またコルクマットは原材料が木材ということもあり通常の環境下でも約1%ほど伸び縮みする性質がありますが、湿気を多く含みますと伸縮が大きく発生してしまうことがあります。そのため、お部屋の風通しを良くすることでそうしたリスクを軽減することもできます。

定期的な掃除機がけ




ダニの発生リスクを少しでも抑えるためこまめな掃除で清潔な状態に保つことが大切です。

コルクマットの表面は平らで掃除機掛けが可能ですので、定期的にかけることでダニの餌となる食べこぼしや皮脂のついた髪の毛などを取り除けます。

コルクマットのお手入れ方法についてもっと詳しく知りたい方は過去の記事「コルクマットのお手入れ方法についてご紹介!」をご覧ください。

まとめ


いかがでしたか。

表面に毛や凹凸がないコルクマットはダニの隠れ家となる場所がないためラグやカーペットと比較するとダニ発生のリスクが低いマットというのは嬉しいポイントです。

ただ防ダニ機能などがある訳ではないため、畳や布団の下など湿気が多い環境下でのご使用は注意が必要です。
風通しの良い場所での使用や定期的な掃除機掛けによってダニの発生リスクを軽減しましょう。



それでは今日はこの辺で。
また次回更新でお会いしましょう!

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